公開日 2019年12月11日(Wed)
令和元年12月11日(水),食物科3年生が「保護者への感謝の集い」を実施しました。
これは,保護者に3年間の学習の成果を披露するとともに,献立作成,食材調達,調理,テーブルセッティング,BGM等の食事環境整備,給仕,会の進行など総合的な力を養うための実習を行うことを目的として実施されました。
生徒は,朝早くから準備を進め松花堂弁当を中心に吸い物やお菓子まで心を込めて作りました。
12時前には保護者も来校し,12時から集いが始まりました。
下園校長の挨拶では,3年生へのねぎらいの言葉,指導くださった先生方へのお礼が述べられ,保護者に対しても,学校への協力のお礼と3年間の集大成として子どもの成長を感じて欲しと述べられました。
生徒からは,感謝の言葉とお品書きとともに工夫した点などが述べられ,保護者や来賓の先生方は舌鼓をうちながら,味わっていました。湯飲みや菓子皿は生徒が先日,陶芸教室で作成したものが使用されました。
最後に,保護者2名が代表で挨拶をされましたが,感極まって涙ぐむシーンがありました。
この3年間,検定,レポート,実習とハードな学校生活を送ってきましたが,その甲斐あって立派な料理が作れるようになったようです。今後は家に帰っても料理を振る舞い,家族団らんを作りながら,卒業までの残り少ない高校生活を悔いの無いよう送って欲しいと思います。